ABOUT

■工房について
東京の下町墨田区、スカイツリーのお膝元で当工房は三代80 年に渡り江戸切子、花切子の両技法を駆使する事の出来る数少ない工房としてオリジナル作品を製作しております、花切子とは江戸切子で使う同様の道具ですりガラス状に薄く削り動植物などを描き出す技法です、また磨かない事が江戸切子とは対照的な違いです。それらの技術を元に伝承と革新、更なる工芸志向を継承し、現在に至ります。

■山田硝子
伝承と革新、工芸志向を元に古くから守られて来た紋様をベースに新しいデザインを取り入れたオリジナル紋様「縁繋ぎ」や日本を象徴す桜をモチーフにしたデザインなど、オリジナル商品の制作。グラスは元より、オブジェ、アクセサリー、帯留め、コースターなどのテーブルウェアなどにも力を入れています。またデザイナーや企業とのコラボレーションなどにも積極的に取り組んでいます。

■江戸切子の歴史
天保五年、江戸大伝馬町のビードロ屋・加賀屋九兵衛が金剛砂を用いてガラスの表面に彫刻を施したことが江戸切子の始まりとされています。菊繋ぎ、篭目、などの代表的な紋様をはじめ多様な紋様を器に彫刻しデザインされています。近年では、赤、瑠璃の色以外にも紫、緑、黒のガラスを用いたモダンで現代的な江戸切子も制作されています。

■略歴
山田真照 Masaaki Yamada

1973年
・東京都生まれ

1992年
・父 輝雄に師事 江戸切子の道に入る
・東京カットグラス工業協同組合青年部に入会
・グループ展や作品展などに出品を始める
・墨田区マイスターに認定される
・墨田区伝統工芸保存会に入会
・ギャラリー田中にて親子展
・サクラテラスにてトークショー
・江戸切子新作展 出品
・東京都チャレンジ大賞 優秀賞受賞
・横浜そごうにて三人展(以後毎年)

2012年
・東京都チャレンジ大賞 奨励賞受賞
・東京都チャレンジ大賞 一般審査受賞

2013年
・若手職人グループ「もの型り」に参加
・「寿盃 松竹梅」すみだブランド認定
・「寿盃 松竹梅」the wonder500認定
・江戸切子 若手職人16人展出品(以後毎年)
・ミラノ万博日本館 お土産に採用される
・大阪平成中村座五軒長屋出展
・中国上海にて実演デモンストレーション
・台湾台北にて実演デモンストレーション
・NHK あさイチ 出演
・ANNA SUI 撮影協力
・目黒雅叙園、和のあかり展展示

2018年
・台湾分博会参加(2018~現在)

2019年
・すみだモダン認証

現在
・江戸切子組合 催事部 部長
・墨田伝統工芸保存会会員

■山田硝子・商品取り扱い店舗
すみだ まち処/藤巻百貨店/銀座三越/新宿伊勢丹